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ハンダ付けの練習
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 [1] モチ網を作ろう
 
(1-1) 材料を作る
 錫メッキ線を 5 〜 6 cm で切りそろえ 10 本用意する。
  曲がっている線の両端をラジオペンチでつかんで伸ばすように引っ張ると真っ直ぐになる。このとき線材が多少伸びるくらいに強く引っ張るのがコツである。

(1-2) ハンダ付けの基礎
 ハンダ付けのコツは線材を十分に温めることである。繋ぎ合わせる二本の線を両方とも十分に温める。それには、コテ先に少しハンダを溶かしてのせておいて(濡らして)二本の線に当てる。ここでハンダ付けをするのではなく接触面積を増やして十分に二本の線を温める意味合いである。線が温まったらヤニ入りハンダをコテ先にではなく線に当てて線の熱でハンダを溶かすようにする。最初ハンダは盛り上がった様な感じになるが、ヤニの洗浄効果が効いて線の表面に馴染んで広がる。この時盛り上がったハンダは気持ち吸い込まれる様な形で馴染む。
 コテ台を購入した人はスポンジが付属品としてついて来ていると思う。スポンジは水を含ませ軽く絞ってコテ先のクリーニングに使用する。練習では毎回コテ先をきれいにする方が望ましい。

(1-3) モチ網を作ろう

 写真のように錫メッキ線をハンダ付けして組み立ててモチ網を作る。交点の一つ一つを上の説明を意識しながらハンダ付けする。
  ・・・線をよく温めて線の熱でハンダを溶かす・・・
 写真に良い例と悪い例を示すので、一つ一つ自分の出来を確かめながら進めれば、モチ編みが完成する頃には充分上達していると思う。
 写真「NG_1」は下の方へハンダの回り込みが不充分である。「NG_2」は回り込みどころか手前側の線に熱が充分加わっていないのでハンダが全く馴染んでいない。



   
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