2015/06/07
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| CY8CKITを使って工作をしてみよう |
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ようこそ俺の電子工作室へ。「俺」は電子工作室の室長です。ここでは学生さんなどを主な対象として、あまりお金をかけずに電子工作を楽しんでもらって、電気の知識やプログラムの知識を説明するつもりです。
上の写真はCY8CKIT-049というPSoCの評価用ボードです。これを使って 温泉卵 を作ってみようと思います。
PSoCって何？ 評価用ボードって何？ 分からない人もこれから少しずつ説明して行きますので我慢して付き合って下さい。
初心者の人にも分かる様に細かく説明するつもりです。この機会に電子工作って楽しいなと思ってくれる人が一人でも増えてくれればと願っています。
「PSoCを使って温泉卵を作ります。」こう言うと変に聞こえるかもしれませんが、電気ポットの中に卵を入れて、そのお湯の温度を測って設定温度に保つようにAC電源のON/OFFを行う装置を作ろうというのです。
先ず、第一段階ではブレッドボードを使って試作品を作ります。この段階ではAC電源のON/OFFの代わりにLEDの点滅で動作を確認します。ここまでの段階で電子回路の知識やソフトウェア（C言語）の知識に関する説明は一通り終わります。
第二段階でACの制御部分を作りますがAC100V、それも10A〜15Aの電流を制御する必要があるので危険も伴います。また、ケースに組み込まないと危ないので、組み込む際にはそれなりの工具も必要になります。第二段階は工作に自信のある人だけ挑戦してみて下さい。
なお、解説の部分の文章では「ですます調」は使いません。悪しからず！
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| はじめに |
PSoCとは一口で言えばワンチップマイコンの一機種です。 上の写真のこの部分がそうです。チップとよばれています。
さらに詳しい説明と、実際に少し動かしてみる操作方法を説明します。
写真の評価用ボード（4$）を用意して、無料の開発ツールをダウンロードするだけで試してみる事が出来ます。少し手こずるかも知れませんががんば ってみて下さい。二進数についても触れてみました。 |
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評価ボードにいくつかの外付け部品を接続して基本的な動作を説明すると共に開発環境PSoC Creator の操作に慣れてもらいます。
いよいよ、ハンダごてを使って電子工作の始まりです。ハンダごてをあまり使ったことのない人もハンダ付けの要領を説明しているのでチャレンジ！！
論理回路を題材にして回路を構成して、C言語についても少しずつ説明していきます。こんなボードで一体何ができるの？と疑う人もいるでしょう。いやいや、結構いろんな事が体験できるんです。
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ブレッドボード上に試作品を作ります。少しずつ部品を追加して完成品に近づけて行きます。LCD表示器を取り付け、温度センサーと I2C 通信を行って温度表示を行います。、ボリュームと A/D 変換器で温度とタイマーの設定器を作り、温度制御機能を作り込み、割り込み機能によりタイマー処理を行います。
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試作品ができたので AC電源を ON/OFF する制御回路をつなぎ、電気ポットを使って温泉卵を作ってみます。温度とタイマーの設定値を変えていくつかのタイプの卵を作ります。
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